歯列矯正をしたほうがいい?歯医者が矯正治療を勧める悪い歯並び5選

歯列矯正

こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。

歯並びが気になる…

歯列矯正する必要あるのかな…

って思っていませんか?

歯並びが元々綺麗で整っている人のほうが少ないのが現状。

ですが、歯医者に来る人は虫歯や歯周病で来院されても、歯列矯正でくる方はわずかです。(一般歯科において)

ですが、欧米諸国の先進国では、歯並びは整っているのが当たり前、歯医者は虫歯ではなく予防のために通うところという感覚をもっています。そして歯の見た目は、生活環境や教育、教養を示す指標にもなっています。そのため、歯列矯正をしているのはステイタスなんです。

それだけはに対する知識の違いはありますが、今日本でも少しずつ歯列矯正の需要は増えてきているように感じます。

患者
患者

確かに、日本人は歯の意識が低いって話なんとなく聞いたことあります。

歯科衛生士
歯科衛生士

海外アニメでも歯列矯正しているキャラクターが主人公だったりするんですよ!それくらい歯列矯正って普及してるんです。


今回は、こんな人は歯列矯正したほうがいいよ!私が歯医者に来院されるこんな方には必ず歯列矯正を勧めています!という歯並びの方をご紹介します。

歯列矯正した方がいい歯並び 5タイプ

こんな人には歯列矯正をしたほうがいいですよ!と勧める5つの歯並びのタイプをご紹介します。

・見た目がガタガタ、歯が重なっている人

・前歯が出ていて、噛み合っていない人(出っ歯)

・下の前歯が上の前歯より前にある人(受け口)

・前歯が深く噛み込んで下の前歯が見えない

・歯と歯の間に隙間がある(すきっ歯)

患者
患者

え?私、大丈夫かな!?

歯科衛生士
歯科衛生士

イラスト付きで一つ一つ解説していくので、自分が当てはまらないかぜひチェックしてください!

見た目がガタガタ、歯が重なっている人

イラスト:歯科衛生士EMIKA

歯が重なっている人を専門的には叢生そうせいといいます。

叢生そうせいの方は、歯と歯の間がすごく狭く、歯垢や歯石が溜まりやすいです。

その上、歯が重なっている為、歯ブラシをうまく当てづらく、デンタルフロスなどの使用が困難なところが多いです。その為、虫歯や歯周病になりやすいです。

歯列矯正は、歯磨きをしやすい環境に整えるという意味でもとても必要になってきます。

前歯がでていて噛み合ってない(出っ歯)

イラスト:歯科衛生士EMIKA

このタイプの人は、口元がでていていわゆる出っ歯と言われる人ともう一つ。

一見歯並びはいいけど、実は前歯が噛んでないというタイプの人がいます。

イラスト:歯科衛生士EMIKA

出っ歯の方は、審美的な面から歯列矯正で口元の突出感を改善できることを提案致します。

ですが、大事なのは見た目だけではありません

実は歯並びにおいて、前歯は上下がきちんと噛み合っていなくてはいけません!

なぜなら、噛んだり、日常でかかる歯に対する力の負担を全体で均等に分散させないといめないからです。

1箇所に負担がかかりすぎると、負担に耐えきれずその歯は将来的に必ず悪くなってしまうからです。 

なので、前歯がきちんと噛んでいないというのは、奥歯にものすごく負担が大きくかかってしまう噛み合わせなんです。奥歯が虫歯になりやすかったり、歯周病になりやすいリスクをかかえています。

下の前歯が上の前歯より前にある人(受け口)

イラスト:歯科衛生士EMIKA

通常正しい噛み合わせは、上の前歯が下の前歯よりも2、3ミリ前にでてきちんとかんでいる状態です。

下の歯がでてしまっていると、見た目の問題が起こります。

受け口やしゃくれと言われるような顔立ちになります。

子供の歯の頃に、このような状態に気づいたら早めに歯医者さんで診てもらってください。


成長期にさしかかると、顎の過成長にも影響してきます。

成人した方の場合、歯並びの状態にもよりますが、通常の歯列矯正でいい場合と、下の前歯の出ている具合によっては外科矯正が必要になる場合があります。

前歯が深くかみ込んでいて下の前歯がみえない

イラスト:歯科衛生士EMIKA

上下きちんと噛んだ時に下の歯がほとんどみえないほど、かみ合わせが深い方がいます。

歯の並びはきれいでもこのようなかみ合わせの方は意外と要注意です。

このような場合、見た目ではなく機能的な面で問題が生じます。

やはりかみ合わせが均等にいかず、奥歯が過度に負担がかかってしまいます。

このようなかみ合わせな方も将来的に奥歯が悪くなるリスクが高いです。

歯と歯の間に隙間がある(すきっ歯)

イラスト:歯科衛生士EMIKA

歯と歯の間に隙間がある、いわゆるすきっ歯の状態のかたは、息が漏れて滑舌が悪く聞こえたりすることがあります。

このような機能面の問題以外にも、やはり見た目の問題も気になりますよね。

このようにスペースが空いていることでかみあわせのバランスが崩れていることもあります。

全体のバランスを見た上で全体的な歯列矯正なのか、あるいは部分的な治療でいい場合もあります。

患者
患者

なるほど、歯並びのタイプだけじゃなくって理由もよくわかりました。
当てはまってたら本当に歯列矯正したほうがいいですね。
歯医者さんに相談しに行ってみようかな。

歯科衛生士
歯科衛生士

そうですね。将来自分の歯を健康に保ちたいなら、早めに歯並びを整えることはとてもいいですよ。大事な未来への投資です。

歯列矯正についてはこちらの記事をご覧ください。
種類、メリット、デメリットが詳しくわかります。

まとめ

今日は大きく5つのタイプにわけてご紹介しました。実際はもっと複雑で、日本人の8割くらいの方が、歯列矯正が適応な歯並びの方ばかりです。

歯並びは見た目だけの問題ではなく、歯の健康にも大きく関係してきます。

だから、今日紹介した5つの歯並びに当てはまる方、当てはまっていそうな方は、是非一度歯医者さんで診てもらって、歯列矯正が必要がどうかを診てもらうことをおすすめします。

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