歯間ブラシの正しい使い方

歯磨き

こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。
歯と歯の間のお掃除アイテム『歯間ブラシ』はみなさんご存知ですか?

隙間があるところには、この歯間ブラシを使うことで汚れを効果的に落とすことができます。
歯磨きだけで取れる汚れはなんと全体の約6割です。

患者
患者

4割もとりきれない汚れがあるんですね。

歯科衛生士
歯科衛生士

そうなんです。だからデンタルフロスや歯間ブラシは、絶対必要なんです。


今回は歯間ブラシについての正しい知識をご紹介します。

患者
患者

歯間ブラシって、なんか歯とはの間が広がるんじゃないかって怖い気がするんですよね。

歯科衛生士
歯科衛生士

そういった質問はよくあります。今、使っている方もそうでない方も、正しい情報を知った上で適切な使用をして欲しいです。

歯間ブラシって何?

歯間ブラシは、歯と歯の間の隙間が空いている部分の汚れをとる専用のお掃除アイテムです。
歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が行き届かないため、このような清掃用具を使用します。

歯科衛生士
歯科衛生士

歯と歯は汚れがたまりやすくて、虫歯や歯周病になりやすいんですよ。

患者
患者

そうなんですか!?絶対できるようになりたいです。

正しい歯間ブラシの操作方法

歯と歯の間に無理なく通るサイズのものを選択しましょう。

歯間ブラシはただ通すだけでなく、両隣の歯の側面の汚れを落とすイメージで動かして汚れを掻き出します。
4.5回前後させて動かしましょう。

通す時は水平に通したようがいいです。
左のように角度がついてしまうとうまく入らなかったり歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。

奥歯も同様です。ブリッジの隙間などにも使用します。このようなイメージで行います。
奥歯は外側そして内側からもしたほうがいいです。
初めての方は前歯から練習するやりやすいです。

歯科衛生士
歯科衛生士

鏡を見ながらすると奥歯の時は、前に抜いてしまいガチだけど、
少し後ろを意識するとスムーズに出し入れしやすいですよ。

使い終わったら、水洗してよく乾燥させます。
ディスポーザブルでは無いので繰り返ししようできます。

患者
患者

歯間ブラシは繰り返し使えるんですね。

歯科衛生士
歯科衛生士

はい。歯ブラシと同じように管理したらいいですよ。

毛先が短くなったり、汚れてきたら交換時期です。
ワイヤーが中に通っているものは、金属が露出してくると歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。

歯科衛生士
歯科衛生士

汚れを効率よく落とすためには、適切な交換が必要ですよ。

歯間ブラシの選び方

歯間ブラシにもいろんなタイプのものがあります。

種類

ハンドルの形状

L字タイプの歯間ブラシ

ハンドルの部分が曲がっているので奥歯の操作がしやすいです。

ストレートタイプの歯間ブラシ

前歯の操作がしやすいです。奥歯を使用するときには
針金を曲げて使用するといいです。
ストレートタイプのほうが比較的安価です。

毛先の種類

毛先の種類はナイロンタイプゴムタイプがあります。

ナイロンタイプは、中にワイヤーが通っていて、その周りにナイロンの毛がついています。
清掃性は高いですが、慣れないと曲がりやすく難しいと感じる方もいます。

ゴムタイプのものは、初心者の方でも使いやすいです。ですが中にワイヤーが通ったナイロンタイプに比べると汚れを掻き出す力は弱いです。

まとめ

歯ブラシだけで歯磨きしていた方、
歯間ブラシの必要性はわかっててもうまく通せないと苦手意識があった方、など
ぜひ自分に合ったサイズのものを選択し、まずは前歯から使って練習してみてはいかがでしょうか?

歯間ブラシを歯ブラシとセットで使うことを習慣つけてもらえると
毎日の歯磨きで今まで以上に汚れを落とすことができるようになります。

歯と歯の間の汚れをしっかり落として、虫歯や歯周病予防をしましょう!

歯科衛生士
歯科衛生士

1日1回は使うようにしていきましょう。夜寝る前がおすすめです。

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