正しい歯磨きの簡単3ステップ

歯磨き

こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。
みなさん毎日歯磨きしているのに、虫歯ができたり、歯石がついていたり、しませんか?

それって…『正しい歯磨き』の仕方知っていますか?

毎日歯磨きしてる方、大丈夫。
1日5分歯磨きしているから大丈夫。って思っていませんか?

間違った歯磨きをしていたら、全然大丈夫ではありません。

今日は、簡単に意識できる正しい歯磨きの3ステップをご紹介します。

歯科衛生士
歯科衛生士

みなさんの歯磨きの仕方、大丈夫ですか?

患者
患者

え?それは…ちょっと自信がありません。

歯科衛生士
歯科衛生士

細かいことは置いといて基本の3ステップを覚えていきましょう。

正しい歯磨き

『歯磨きで、しっかりと歯垢をとること』
これが、虫歯や歯周病、そして口臭予防においても一番重要なことです。

毎日食事をして、汚れた歯にはたくさんの歯垢がついています。
どんなに頑張って磨いても100%磨き残しなく歯磨きすることはとても難しいです。

でもこの3ステップを覚えると、歯垢の取れ具合が随分と違ってきます。

歯科衛生士
歯科衛生士

簡単なのですぐ覚えられますよ。

歯ブラシは歯に対して垂直もしくは斜め45°に当てる

歯ブラシの形状にもよりますが、基本的には歯に対して垂直に歯ブラシを当ててください。

歯周病予防を意識したい方は、斜め45°に当てると歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)にも毛先が入りやすいので効果的です。

歯と歯の間に押し当てる

歯は曲線を描いたラウンドの形をしているので、しっかりと間に押し当てる必要があります。

意識せずに磨いていると、間に歯ブラシは入りズラく、磨き残しが多くなってしまいます。

2歯ずつ小刻みに動かす

2歯ずつ磨く意識を持つことで、1本1本の歯にきちんと歯ブラシを当てることができます。

さらに小刻みに動かすことで、歯と歯の間にも歯ブラシが当たりやすくなってきます。


患者
患者

ちょこちょこ磨く意識を持つといいですね。

歯科衛生士
歯科衛生士

忙しく時間がない時でも、これを意識すると磨き忘れなどが少なくなります。

間違った歯磨きの仕方

患者
患者

間違った歯磨きってあるんですね。大丈夫かな、私…

歯科衛生士
歯科衛生士

今から挙げる2つの歯磨きをしている人は、特に気をつけて欲しいです。ぜひ、最後までチェックしてみてください。

歯ブラシを大きく動かす

歯ブラシを大きく動かすと、歯と歯の間に歯ブラシの毛先が当たりません。
その為、歯間に歯垢が残ってしまいます。

デンタルフロスや歯間ブラシを通したとしても、青色の範囲は汚れが落とせますが、赤色の範囲の汚れが残ってしまいます。
歯と歯の間は、歯ブラシの毛先を押し当てること+デンタルフロスや歯間ブラシでより丁寧に汚れを落とすことができます。

力強くゴシゴシ磨く

歯磨きの際の力の入れすぎは要注意です。
特に大きくゴシゴシと磨いている方は、無意識のうちに力を入れすぎて歯磨きをしていることがあります。
過度な歯磨きの圧は、歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性があるので気をつけてください。

まとめ

この3ステップをおさえた歯磨きをすることで、どこの部分を磨くにも、きちんと汚れを書き出すことができます。
簡単なようで、意識しないと意外とできていないこともあります。

さらに上達したい方は、歯磨きの力の入れ具合や磨く順序、また歯が重なっていたり、普通に歯ブラシを当てるのが困難な場所に対する当て方などを理解するといいです。

ですが、まずはこの3ステップを今日の歯磨きから意識して取り入れてみてください。

患者
患者

間違った歯磨きを毎日していたらもったいないですね。

歯科衛生士
歯科衛生士

そうなんです!まずはこの3ステップから取り入れて、少しずつ正しい歯磨きの方法を覚えていってください。




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