歯列矯正ってどんなの?種類や費用について教えます

歯列矯正

こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。

今回は歯列矯正についての記事になります。
歯並びが気になっている方は、結構多いのではないでしょうか?

歯を綺麗にしたいという願望はきっと誰しもが持っていると思います。
ですが、歯列矯正となると、まず費用が高い!などと言ったことが頭に思い浮かぶのではないでしょうか?

「歯医者さんですすめられると断りにくい…」

「気になるけど金銭的に高額だろうから聞きにくい…」

そんな方は、こちらで歯列矯正のある程度のことが理解できます。

実際に検討される前に一度読んでおくと参考になる内容だと思います。

患者
患者

歯列矯正って興味あるんですけど、歯医者さんで聞くと、今すぐやるって決めてるわけでもないから聞きにくくて…ここで知れるのはとても嬉しいです。

歯科衛生士
歯科衛生士

そうなんですね。病院によってもできる種類は違うので、ここでまず調べて実際に話を聞きに行ってみるといいかもしれませんね。

歯列矯正とは

最近では矯正専門歯科だけでなく一般歯科でも歯列矯正を行えるところが増えています。

歯科衛生士
歯科衛生士

歯列矯正は自費治療になるので医院によって金額は違います。詳細は実際に通われる医院で聞いてみてくださいね。

歯列矯正の種類と費用

表側矯正

歯列矯正といえば、歯にギラギラしたのがついてるやつ…と言った回答をよくお聞きします。
まさにその通りです。
一般的に「歯列矯正」というとこのようなイメージを持たれている方が多い、表側矯正です。
矯正治療の中でも一番歴史があって、いろんなケースに対応できます。

歯の表側に『ブラケット』と言われる、矯正装置をつけてそこにワイヤーを挟みます。
そうすることで、少しずつ歯を動かしていきます。

費用は60〜100万円程度です。

メリット

・表側に装置がついているので、直接みて歯磨きができる。

・装置の種類がいくつかある。セラミックにすると白い装置にすることも可能。

・対応できる症例数が多い。

・ある程度歯がきれいに並ぶまでの期間が短い

・舌側矯正に比べて費用が安い。

デメリット

・見た目の問題がある。

・装置が表についている分、唇が盛り上がったように感じる。

・ほっぺたに口内炎ができる可能性がある。

・装置に汚れが挟まった時に見えやすい。

舌側矯正

舌側矯正は、歯の裏側に装置をつけるのでよっぽど大きなお口を開けないと見えることがありません。

最近では、芸能人で舌側矯正をしている方が増えているように感じます。
見た目が全くわからないのでいつの間にか歯並びがきれいになっている、なんて人は意外と舌側矯正をしているかもしれません。

費用は90~120万程度です。

歯科衛生士
歯科衛生士

歯列矯正は装置が見えることを嫌がられる方も多いです。舌側矯正はバレずにできるので、見た目が気になる方にとてもおすすめです。

メリット

・見た目が気にならない。

・前歯を引くのに適している。(出っ歯の改善)

・歯の裏側に装置があるので、舌癖の防止ができる。

デメリット

・装置がついているところが見えないので、歯磨きが難しい。

・他の矯正治療に比べて費用が高い。

・慣れるまでは喋りづらい。

・舌に口内炎ができやすい。

マウスピース矯正

マウスピース型の矯正装置です。
薄くて透明なマウスピースなので、見た目の問題がありません。

基本的には歯磨きや食事以外はずっと装着する必要があります。
自分自身で取り外しができる矯正治療です。

患者
患者

取り外しができるって便利ですね。

歯科衛生士
歯科衛生士

そうですね。取り外しができることによるメリット・デメリットもきちんと知っておいて欲しいですよ。

マウスピース矯正の費用は80万円程度です。

メリット

・見た目が気にならない

・取り外しが可能である。

・装置によるお口の中のトラブルが少ない。

・食事中のストレスがない。

・日常生活において、装置が外れる心配がない。

デメリット

・自分で取り外しをしないといけない。

・自己管理が必要。

・1日の装着時間が長い。

・装着中は食事制限がある。

・適応外の症例もある。

部分矯正

全体的に歯並びを動かすのではなく、部分的に治療することもあります。
部分矯正で可能かどうかは、歯科医師ときちんと相談する必要性があります。
またどんな装置で行うかも、要相談になります。

費用に関しては、動かす歯の本数にもよりますが、大体30万円程度です。

その他にかかる費用

歯列矯正では、矯正装置代以外にも費用が発生する可能性があります。
医院によって異なりますので、治療開始前にきちんと全体の見積もりを相談されるといいです。

診査代

歯列矯正の治療前には、虫歯や歯周病の検査だけでなく骨格などをみたり、様々な検査を行います。
歯列矯正に必要なレントゲンを撮影したり、精密な型取りをする際に、別途費用(無料〜数万)がかかることもあります。

毎月の治療費

矯正治療は自費診療になります。
その為、装置代とは別に毎月の治療費として調整料(5千円程度)がかかることがあります。

矯正治療終了後の装置代

歯列矯正が終了したら、装置を外しますが、歯は時間を欠けて徐々にまた元の位置に戻ろうとします。その為、治療後の歯並びを保つために、固定をする必要があります。
ワイヤーで歯の裏に固定したり、マウスピースをはめてもらったり、種類はいくつかあります。費用の幅もそれによって違います。(数千〜5万程度)

まとめ

歯列矯正は、歯磨きをしやすい歯並びに整えることのできるとても大切な治療です。


費用や期間はかかりますが、歯並びを改善することは見た目だけでなく、虫歯や歯周病予防のためにも必要なことなので、ぜひ興味のある方は歯列矯正のことをしっかりと知って検討してみてください。

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