歯磨き粉を選ぶ時の3つのポイント

歯磨き

こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。
歯磨き粉はどれがいいんですか?という質問をよく聞きます。
たくさん合って悩む方も多いのではないでしょうか?
今日は歯磨き粉を選ぶ時の3つのポイントをご紹介します。

患者
患者

歯磨き粉はたくさんありすぎて迷います。基準がわかると選びやすいからぜひ知りたいです!

歯科衛生士
歯科衛生士

そうですよね。歯磨きは毎日するものだから、自分のお口の中の状態にあった歯磨き粉を使用するといいですよ。

虫歯予防をするなら

フッ素濃度をチェック

フッ素は虫歯予防効果の期待できる成分です。
フッ素は歯のエナメル質を強くする働きがあります。
つまり、エナメル質が強くなると虫歯にもなりにくくなります。

現在市販されているものの多くにフッ素は配合されています。

大事なのは、フッ素がどれくらい配合されているかです。
歯磨き粉に濃度が記載されているので、そこをチェックしましょう。

フッ素の濃度はppmで表現されます。

現在薬事法の改定により定められているフッ素濃度は1450ppmまでです。(6歳未満は不可)
数年前までは900ppmでした。
これから歯磨き粉を購入する方はぜひ1450ppmのものを選択するといいです。

*6歳未満は500ppmです。

歯垢をしっかり除去するなら

発泡性をチェック

発泡性は歯磨きの泡立ち具合のことです。
泡立ちがいいと爽快感がありスッキリもしますが、つい磨けた気になってしまいがちです。

低発砲の歯磨き粉は、泡立ちがない分、爽快感は少ないかもしれませんが、歯をしっかりと見ながら歯磨きをすることができます。つまりより丁寧に歯磨きができ、磨き残しを減らすことに繋がります。

そのため、歯垢をしっかりと除去するように歯磨きがしやすいのは低発砲のタイプです。

歯の健康を考えるなら

研磨剤をチェック

研磨剤にはヤニや着色を除去する効果があります。
その為、ホワイトニング向けの歯磨き粉には多く含まれていることもあります。

ですが、研磨剤は粒子が荒く、強いブラッシング圧では自分の歯を傷つけてしまったり、歯とはの隙間に残ってしまう可能性もあります。

歯を白くする効果が高くても、研磨剤が多く含まれているものは要注意です。
成分をしっかりと見て購入する、もしくは歯医者さんで推奨されるホワイトニング向けの歯磨き粉のほうが安心してしようできるかと思います。

歯科衛生士
歯科衛生士

粒々が入っている歯磨き粉はうがいをしっかりするように意識しましょう。

患者
患者

歯は白くなったほうがいいけど、成分をちゃんとわかって使用しないといけないですね。よくわかりました。

まとめ

歯磨き粉を選ぶ時の基準として、この3つを抑えるだけでも選択しやすくなってきます。

成分を見て選択するのは難しいと思われる方も、この3つ(フッ素濃度・発泡性・研磨剤の有無)はパッケージにわかりやすく記載されていることが多いので、目安にしてみてはいかがですか?

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