こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。
歯ぐきが下がって歯の根っこが露出している…
歯が長くなったように感じる…
こんな風に歯ぐき下りが気になっている方のセルフケアに
効果的な歯磨き粉をご紹介します。
歯ぐき下りってどんな状態?
歯ぐきが下がっていると言うのは、
お口の中の全体でも一部としても起こりうるものです。
この写真を見たら
「自分にも当てはまるかもしれない!?」という方もいるかもしれません。
![](https://hahahablog.com/wp-content/uploads/2020/07/30年 岡野.001-800x450.jpeg)
歯ぐきが下がることを『歯肉退縮』といいますが、
さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
根面う蝕って知ってる?
歯の根っこが露出することによるリスクで一番は『根面う蝕』です。
根面う蝕は、歯の根っこの部分にできる虫歯のことです。
![](https://hahahablog.com/wp-content/uploads/2021/07/無題-2021年7月31日-15.29-800x559.jpg)
歯の根っこの部分は酸に弱く、とても虫歯になりやすい部分です。
また歯ぐきも下がっていて歯磨きもしずらく汚れも溜まりやすい為、さらに虫歯に対する注意が必要です。
とはいえ、歯ぐきが下がってしまっていることで
冷たいものがシミたり、歯ブラシの刺激で痛みが生じるといった知覚過敏の症状が出る方もいます。
このように歯磨きがしづらい方は、歯磨剤をうまく使用しながらセルフケアをしていく必要があります。
では早速、歯ぐき下りにおすすめな歯磨剤をご紹介していきます。
check up root care
![](https://hahahablog.com/wp-content/uploads/2021/07/checkup_r_pht.jpg)
LIONのチェックアップシリーズのラインナップです。
その中のroot careは、露出した歯の根っこに対する虫歯予防、歯面の強化などを特徴とした歯磨剤です。
![歯科衛生士](https://hahahablog.com/wp-content/uploads/2020/10/1982347のコピー-e1602860169692-300x286-2.png)
check upは歯医者さんでもよく取り扱われている商品です。
root careの特徴
・虫歯予防効果
NaF(フッ化ナトリウム)
フッ素1450ppm配合。エナメル質と象牙質のう蝕予防
・露出した歯の根っこをコーティングして守る効果
コーティング成分PCA(ピロリドンカルボン)
露出した象牙質の表面のコラーゲンをコーティングする。
さらにフッ素を長くとどめる。
・知覚過敏の症状を和らげる
KNO3(硝酸カリウム)
歯髄神経の興奮を鎮めて、痛みの伝達を抑制し知覚過敏の症状を防ぐ。
・歯周病、口臭予防効果
殺菌成分 CPC(塩化セチルピリジニウム)
口腔内の浮遊菌を殺菌し、歯肉炎・口臭を防ぐ。
root careのメリット
root careのデメリット
シュミテクト
![](https://hahahablog.com/wp-content/uploads/2021/07/61ulxWpnQL._AC_SX466_.jpg)
テレビのCMなど目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
シュミテクトは知覚過敏を主にケアする歯磨き粉です。
さらにプラスして、そのほかの効果も期待できる
お口の中のリスクをトータル的にケアすることが可能です。
シュミテクトはたくさん種類があるので、自分の用途に合わせて選択可能なところがいいです。
シュミテクトの特徴
・虫歯予防
NaF(フッ化ナトリウム)
フッ素1450ppmと高濃度で配合され虫歯予防できる。
・知覚過敏で歯がシミるのを防ぐ
(硝酸カリウム)
カリウムイオンによって神経の過敏性が軽減されます。
それによって痛みの原因となる刺激への反応が少なくなる。
・数種類でいくつかのケースに対応
シュミテクトでは、現在5種類の歯磨き粉があります。
歯周病予防、ホワイトニング、
シュミテクトのメリット
シュミテクトのデメリット
シュミテクトの中でも定番は、この歯周病ケアです。
さらに、コンプリートワンはトータル的に
![歯科衛生士](https://hahahablog.com/wp-content/uploads/2020/10/1982347のコピー-e1602860169692-300x286-2.png)
メーカーの方には、初めは最低でも2週間は使用すると効果が実感できてくると言われました
まとめ
知覚過敏でお悩みの方、ぜひ毎日の歯磨きでも知覚過敏による症状を軽減できるようなケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?
また歯磨き粉だけではなく、歯ブラシの選択や歯磨きの仕方でも改善できるところはあります。
そのほかの記事もぜひ参考にご覧ください。
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