こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。
今日はこんな疑問にこたえます。
みなさんは、親知らずを抜いたら小顔になるという話を聞いたことがありませんか?
親知らずを抜いたら小顔になる!そう思っている方はいませんか?
聞いたことあります。私もそれなら抜きたいな〜って少し考えたことがあるんです。
そうなんですね。ではこの質問について今日はしっかりと解説していきます。
親知らずを抜くかどうかはこの記事を読んでから、また考えてみてください。
親知らず
親知らずは、大人の奥歯の最も奥に生えてくる大きな歯です。
正式名称では、『第三大臼歯』または『智歯』といいます。
親知らずは、真ん中の前歯から数えて8番目にあります。永久歯の一番最後にはえてきます。
私たちは、親知らずのこと8番って言ったりもしますよ。
抜いたら小顔になる!?
親知らずを抜いたら小顔になるってただの噂のようで、実際に親知らずを抜いて小顔になったと感じる方はいるようです。
ですが、この質問に関しては「基本的にはありません。」
それは、歯を抜いても顎の骨の大きさは変わらないからです。
歯はこのように顎の骨の上に並んでいます。
歯を抜いたところで、顎の骨の大きさ(骨格)は変わりません。
小顔にしようと思うとやはり、美容整形などで、骨を削ったりする必要があります。
そのような範囲に対する影響は、ほとんどありえないんです。
なので、美容目的で親知らずを抜くということはおすすめしません。
確かにそうですね。納得です。でも、小顔になったと感じる人も実際にいるんですよね。
どういうことですか!?
そうなんです。ではもう少し、詳しく説明していきますね。
親知らずを抜いて小顔になったと感じるケース
「顔がすっきりした」
「小顔になった」
このように感じる方は、ごく稀にいます。
劇的な変化ではなく。わずが1.2ミリ程度です。
このように感じる方は3つの特徴があります。
どんな人なんだろう。すごく気になります。
エラが張っている人
下の親知らずは、ちょうどエラの部分に位置しています。
歯を抜くことで、親知らずを支えていた周囲の骨は少し痩せて細くなります。
そのことで、少しエラの部分が小さくなったと感じることがあります。
頬骨が出ている、目立つ人
上の親知らずは、ちょうど頬骨あたりに位置しています。
その為、抜くことで頬骨の下のあたりが痩せ、出っ張りが抑えられることがあります。
顎の筋肉が発達している人
綺麗にまっすぐ生えて噛むことにきちんと機能している親知らずの場合です。
顎の骨には、咬筋という暑い筋肉がついています。
抜くことによって噛めなくなる為、噛む力が伝わらなくなります。
そのことによって、筋肉が萎縮してお顔がスッキリとしたように感じる場合があります。
まとめ
結論としては、親知らずを抜くことでの小顔効果は、ほとんどありません。
小顔になりたいという願望で親知らずを抜きたいを思っている方は、しっかりと検討して欲しいと思います。
よくわかりました。小顔になりたいから抜くっていうのは、やめたほうがいいですね。
そうですね。親知らずを抜いて小顔効果はほとんど期待できないのが事実です。
親知らずを抜くことのメリットは、小顔効果意外にはたくさんあります。
なので、抜くor抜かないは、歯科医師と相談して選択してください。
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