こんにちは。歯科衛生士EMIKAです。
今回は治療途中に急に仮歯が外れて困った時の対処法についてご紹介します。
仮歯が外れたときの対処法
早めに歯医者を受診する
仮歯が外れた時はできれば早めに受診をして再度付けてもらいましょう。
2.3日であれば大丈夫なこともありまずが、次回の受診まで長く間が空くようでしたら歯医者さんに一度連絡を入れる事をおすすめします。
接着剤で自分でつけない
アロンアルファなど、自宅にあったものでさっと付けてしまえばいいでしょ！って思う方もいるかと思いますが、これは絶対にNGです。仮歯は必ず外れるように仮付の接着剤でつけているので、アロンアルファなどの接着剤でつけてしまうと、壊して外さないといけなくなってしまいます。そうなると土台の形態が変わってしまったり、被せ物の型とりを再度やり直さないといけなくなるため、治療期間が伸びてしまいます。
そのまま放置しない
仮歯が外れてそのままにしていると、困ることは結構あります。
一番は歯が動いてしまう可能性がある事です。被せ物の型取りを既にしている場合は出来上がった被せ物は入らなくなってしまっている可能性もあります。そのくらい歯は動いてしまいます。そのほかにも、仮歯がないと汚れが詰まりやすかったり、歯磨きがしづらかったりすると、歯ぐきに炎症が起きてしまいます。
仮歯には役割がきちんとあるので、外れたまま放置してしまうと支障が出ることがあります。食べることや見た目に困ることはなくても、自己判断で放置するのはやめましょう。
外れた時はどうしたらいいか知っておくと安心ですね。
突然のアクシデントにも慌てずに正しく対処してもらえると歯医者さんも助かります。
仮歯を入れている時の注意点
食事は注意をして行う
仮歯が入っている時の食事は注意が必要です。
あくまで仮付けの接着剤でつけたものなので、必ず外れる可能性はあるからです。
・ガムやキャラメルなどの粘着性のある食べ物
・お肉などの硬い食べ物
・前歯の場合は、パン
歯磨きは丁寧に！歯と歯の間は注意する
仮歯は汚れがつきやすい材質なので、歯磨きは丁寧に行いましょう。磨き残しから歯茎の炎症を引き起こしてしまう可能性があります。ですが、歯と歯の間のお掃除は仮歯が入っている時は外れやすい場合があるので注意が必要です。やり方を歯科衛生士にきちんと聞いたほうがいいです。
仮歯で満足して治療中断しない
仮歯は白い自分の歯に似たような色の材料をしようして作るので、作った時は綺麗でこのままでもいいんじゃないかなと思う方もいるようです。最終的な被せ物とは精度や強度も違い、そのままにしておくと虫歯の再発もしやすいため、必ず仮歯のままでの治療中断はやめましょう。放置してしまうと、再度治療をした時には状態が悪化し、さらに治療期間や費用がかかることになりかねません。
まとめ
仮歯が外れた時の対処法を知っておくと、いざと言うときに適切に対応でき、治療の支障なくスムーズに進めることができます。
必ず外れる可能性はあるので、知っておくと安心です。
治療途中もできるだけ安心して快適に過ごせることが一番ですね。
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